近所の八百屋

今日は、カレー、昆布巻、野菜
カレーはやっぱりぎんなんカレー

うちではぎんなんは、いろんなものに混ぜられてでてきます。
ひどい時には、ちくわに刺さってます。

このブログの存在を知っている知人から、

　　　知人：「ぎんなんは、単品でお店みたいに出てこんの？」

と、聞かれましたので

　　　　オレ：「出てこんよ！見たらわかるでしょ！」

ときっぱりと返答しておきました。



昆布巻

今日の野菜、撮り損ねました。
ま、いつもと一緒だけどね。


近所の八百屋の話
今日はおかんの話ではないが、おかんの知り合いの八百屋の話。

うちの近所には今でこそカラオケ喫茶になっているが、その昔は古くからあるタイプの八百屋さんがあった。
野菜はもちろん、果物、肉、さかななどいろいろとあった。
おいらはお菓子を買ったり、アイスを買ったりしていた。

ある時は、お菓子売り場の箱の底で、ドブネズミが死んでいるのを発見した。
またある日は、桃の側を通るとおびただしい数の小蝿が飛びだし、キャーキャー言っている横でばぁさんがその桃を買っていく光景を今も覚えている。
またある日の学校帰りには、猫が魚をくわえて逃げ去り、その後を八百屋のオバサンがほうきを持って追っかける姿も目にした。ちなみにその猫は、八百屋の飼い猫。
その他カレーキャラメルやら、柿の炭酸ジュースやら珍しいお菓子も記憶にある。

そんな八百屋のある近所に、ある日ロバのパン屋が来た。
ロバのパン屋とは、実際には馬だったが、馬車を引いて菓子パンを売りに来るパン屋である。ロバのパン屋（Wikipedia）

ロバのパン屋が来ると、玄関からわらわらと小遣いをもった子供がパンを買いに出てくる。
その日パン屋は、八百屋の店先で停まった。

みんながパンを買っている間、馬は八百屋の野菜を黙々と食べていた。
子供だったおいらと近所の子供は面白がって、八百屋の野菜を勝手に馬に食べさせた。
そして食べてはウンチをする馬を見て、なぜか大笑いしていた。

しばらくしてロバのパン屋は、一通りパンを売って去っていった。
八百屋の野菜をたらふく食べ、ウンチだけを残して・・・

それからしばらくして、ロバのパン屋は、馬ではなく車で来るようになった。
そして来なくなった。