近所の眼医者の話

昨日は、バックページボタンのせいで心が折れてしまいましたが、今日は気を取り直して慎重に…

今日の昼ご飯は、白米、そうめん入りみそ汁、照焼きチキン、サラダ、いも天、煮物、その他残り物


ごはんとみそ汁と照焼き、そして残り物たち


ベースは粗切りキャベツ
キウイとローストビーフのトッピングです。

さすがに粗すぎるので、「エサみたいやし、もうちょっと細かく切れん？」ときいたら、「チャレンジしてみるわ」と前向きな答えが。



昨日の昼ご飯








なんかサバみそが出てました。
うまかった


近所の眼医者の話

昨日、書けなかった話。

何年か前、目に異常な痛みを感じた。
鏡で見ても左目が真っ赤だったので、仕事にいく前に近所の眼医者に行った。

その眼医者は、とても古く昭和のニオイが漂う、懐かしい感じの建物だった。

床は、板張りで歩くとギィィ～となり、
ソファの表面はカピカピ、
戸は、なんだか古めかしい金メッキのはげた丸いノブの戸だった。
←こんな感じ

ちょっとして、おいらの名前が呼ばれ診察室に入ると、中にだいぶん歳のいったガリガリで丸めがねのじいさん先生が座っていた。

先生の前にある丸い椅子に座ると、レンズでおいらの眼球を見始めた。

　　じいさん先生：「なんか鉄粉みたいなのが刺さっとるでな～。あっちの処置室で取るから移動してちょうだい」

言われるがまま、診察室からつながった、ベッドの置いてある小さな部屋に移動した。

早速寝かされ、頭の方にじいさん先生が座った。
なにやら手には、耳掻きのようなものをもっていた。
それよりもじいさん先生の手が、歳のせいか異常にプルプルしているのが気になった。
そしてその耳掻きのようなものの先端は、手首のプルプルにより、より大きくスィングしていた。

　　おいら：「だいじょうぶか？このじいさん…」

心の中でつぶやいた。、

　　プルプル先生：「動いたらあかんぞぉ～。目にキズつくでなぁ～」

と言う。

　　おいら：「お前が言うな。」

また心の中でつぶやいた。

めっちゃドキドキしていると、だんだん耳掻き棒が眼に近づいてくる。

心配をよそにさすがはベテラン先生！
プルプルのスィングに合わせて、見事眼に刺さった鉄粉を取り除いた！

　　ベテラン先生：「ほれ、こんなの刺さっとったでな～。痛かったやろ！」

と、取れたものを見せてくれた。

　　おいら：「なかなかやるな！じいさん！」

またまた心の中でつぶやいた。

　　ベテラン先生：「最後に消毒するで、さっきの所に座ってちょうだい」

と言われた。

最初の診察室の椅子に座り目薬を点してもらった。
でも先生の手はプルプルしてたので、目薬の液で顔中ビチャビチャにされた。

でも治ってよかった。

今はもうプルプル先生も引退されたようで、建物だけ残ってます。

おしまい。